自粛が長期化するおそれを帯びている。朝決めたことが夕方には変わってしまう可能性もある。そろそろ5月6日以降のスケジュールを攻略しようか。
わたしは、11年前、脳出血を起こして3週間の入院、退院後、半年間のリハビリ療養生活経験を持っている。
あの時は、発病から入院中、退院後とほぼ、半年間の半分、つまり3か月は、自分ひとりでは何にもできず、脳の障害からくる重い後遺症との闘いで、今までの自分を継続することは不可能だと知った。残りの3か月は、もうひとりの自分を産み落とした決意で一生懸命生きていた。
で、なぜ、半年間という猶予を自分が持っていたのか?ということだが、身体の麻痺の改善には半年間という一定の改善ルールがあり、それを越えてしまうと、どんどん患部が固まり始めてしまう。そうなるともう、いくらリハビリに精進しても後の祭りなのだ。
だから、半年という長い療養期間を無駄なく、リハビリに没頭した結果、半年で勤め先の会社にも復帰できた。長い休みには人生の「ターニングポイント」となる、何等かの意味があるものなのだ。
さて、このところのTV報道を観て思うことを少し。
今回のコロナ感染予防対策での「自粛」はそれほど、厳しいものなのか?外に出てくれるな!と言われているのに、なぜ、サーフィンしに海へ~そして道路は大渋滞。パチンコしに町へ出て行列が発生している。
別に今、行かなくてもいいのじゃない?TVで集中砲火されて流される映像に怒りが湧くのはわたしだけ?いいや、そうではないだろう。民度の問題は深いのだなと、つくづく感じている。
今、遊ばなければいけないとばかりに、一生懸命、自分のご機嫌ばかり取っているようにしか見えない。「わかってますよ~」と言いながら、背中向けてベロ出してる感じさえする。
生活に欠かせない仕事、医療関係などではなく、自粛をする必要があるならば、一斉にやらないと意味がない。長引いてしまうだけだ。
自身の自粛生活も一ヵ月を過ぎた。そろそろ5月6日以降の自分の動きもシュミレーションをしてみようと考えている。緊急事態宣言が解除できずに延長するやもしれない。そうなったら、営業の仕事には出られないなど、様々な場面を想定する必要がある。
なりゆきを優先するのではなく、あらあら考えていた想定内での行動になればいいのだ。せっかくの自粛生活を体験したのだから、そこから学んだノウハウを生かす5月となれば最良だ。
※当ブログは当面、休止いたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
2020年5月